平成29年 9月10日
今年も大盛況 H29年 刀剣初心者講座                 

名古屋支部開催の刀剣初心者講座、定期的に開催されるように
なって5年目、今年も例年通り6月24日、7月22日、8月26日の3日
間をセットとして 毎月第4土曜日13時〜16時までの3時間 、名
古屋市昭和区の御器所コミニュティセンターにて開催されました。
受講者の募集は、4月チラシを作成し、名古屋支部のホームペー
ジに記載や、4月15日から6月4日まで名古屋城にて開催された
刀剣展示会「尾張に伝わる刀剣」に於いて展示刀解説パンフレッ
トと共に募集チラシを配布、6月に地元新聞に窓広告記載し、参加
条件は、参加費500円/1回・3回続けて参加出来る事、募集定員
40名を条件に募集しました。
講師は名古屋支部のベテラン会員が務め、内容については例年
使用している名古屋支部作成のテキスト「初心者の鑑定手引き」
を中心に、写真資料コピーを80枚ほど補足資料に使用して、専門
用語が写真で理解しやすいように心掛け、日本刀鑑賞マナー講座
の後には講義テーマに合わせた鑑賞刀を毎回用意し、実際手に取
って見ていただき、講義の理解と「日本刀の美しさを実感」していた
だけるように鑑賞時間を多めに取り、質問も受け易い雰囲気で行わ
れました。

今回、講座終了時のアンケートをもとに5年間を振り返ってみますと、
講座参加者について、最初の2年間は受講者7〜8名程 男性の高
齢者がほとんどでした。 3年目以降はご承知のようにオンラインゲ
ーム「刀剣乱舞」等の影響による刀剣女子なる20歳から30歳代の
女性を中心に40名ほどの受講者があり、今年は合計41名、男女
半々で男性は50歳以上、女性は20歳代から40歳代が80%以上
でした。
参加者の方は、名古屋市内の方が半数位、残り半・半が愛知県内、
県外の方です。出席状況は、初日が41名、2回目・最終日は各26名
となり、最終日には初日に比べ大体60%の人数に減じ、毎年同じ
傾向です。
初心者講座を何で知ったか?について、男性は名古屋城展示会や
新聞広告が多く、女性は名古屋支部のホームページ案内・友達との
ツイッター等・名古屋城の展示会が多く、特に若い人たちについてS
NSによる情報発信の必要性は高いと思っています。
日本刀に興味を持ったキッカケは、男性は歴史好きで美術館での展
示会等を通じ興味を持つようになった。 女性はオンラインゲームなど
で興味を持ち、美術館の展示刀を見たり、友達と話したりするうちにも
っと興味を持つようになったようです。
今までに日本刀を手に取って見た事がありますか?という問いに対し、
男性は高齢者が多いせいか?8割ほどの人が「あり」で、女性は半数
ほどの人が「ある」との回答でした。以前は女性の7割ほどの人は「無
い」で、興味を持ち始めて家に伝わる刀をみたり、美術館のイベントな
どで実際持って見た等、その機会が増えているのではないかと思いま
す。
講座を受けて良かった処は、日本刀の鑑賞の仕方、ポイント、作法が
わかり、今後自信を持って鑑賞できます。とか実際の日本刀を手に持
ってみて、その重さ・美しさ、その歴史に感動した。というありがたいコ
メントもいただいています。反対に、講座の密度が濃く、理解が追い付
かない。とか、教えてもらった用語(沸・匂・映り等)が実刀鑑賞時、わ
からない。等、難しい課題も指摘されています。
初心者講座終了後、名古屋支部の9月の鑑賞会に出席希望者は11
名程見えて楽しみです。講習終了後に名古屋支部に入会された方は
毎年1・2名で3年目のみ8名でした。何故3年目の入会者が多かった
かについては、受講者同士が講習中に仲良くなり連絡を取り合いそ
のまま支部の定例会に出席、入会されていました。そういう意味で講
習会の雰囲気も非常に大切だなと思います。
受講者イコール入会者とはいきませんが、名古屋支部の年間行事の
初心者講座、各展示会、等、地道に実施していくことが、将来の会員、
リーダーを育成していくことに繋がると信じて進んで行きます。


                                       名古屋支部  森 雅夫

受付の様子

座学の様子

刀剣鑑賞の様子

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